【2022年最新版】社長になるには!自分で会社を立ち上げ・経営者になる方法とは

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あなたは「社長になるにはどうしたら良いんだろう」「いつかは社長になりたい」と考えていませんか?しかし、自分に社長の素質があるのか不安を感じており、また具体的に何からはじめれば良いかわからないという場合もあるでしょう。

この記事を読めば、社長がどのようなものなのかわかり、実際に起業するための方法も知ることができます。今回は社長になるための方法やコツについて詳しく解説します。

 

社長・経営者(CEO)に向いている人の特徴や共通点

まず、社長・経営者(CEO)に向いている人の特徴や共通点について紹介します。

メンタルが強い

社長には、いつでも決断と挑戦をする覚悟がなければなりません。会社の起業はもちろん、事業の計画・人員配置・リストラなど重要な事項は社長の考えで決まります。

また、仕事の交渉においては相手の要求に応えるだけでなく、お客様に伝えるべきことを伝えて対等な関係を築く必要があります。時には、社員のミスの責任を負うこともあるでしょう。

仕事が思うようにいかない場合に落ち込むのではなく、「どうすれば上手くいくか」を考えて次の行動に移せる前向きな思考も大切です。いちいち落ち込んでいては時間が無駄になってしまいます。

どのような状況においても、揺るがないメンタルの強さが社長には不可欠です。

数字に強い

会社の経営戦略を考える上で、数字はとても重要です。世の中の状況や流行などのマーケティング要素も経営の判断に絡んできますので、数字がすべてではありません。

しかし、数字がまったくわからなければどうなるでしょうか?数字以外の要素だけで感覚的に経営の判断を行えば、些細な事でブレが起きやすくなります。

様々な角度から会社の状況を把握して的確な判断を行うためにも、社長は数字に強い方が有利です。

自分一人でも食べていけるスキルを持っている

エンジニアとしてのスキルなど、自分一人でも食べていけるスキルを持っている方は社長に向いています。社長が売上を上げられれば、一人だけの会社を設立することも可能です。

また、経営が悪化して社員が一人になった時にも存続できる会社の力強さにつながるでしょう。

包容力がある

社長には社員の能力を信頼して任せられる部分の仕事は任せる包容力も必要です。組織の規模を大きくするためには、自分以外の社員が業務を担当しても一定の品質を保てる仕組みがなくてはなりません。

そのような仕組みを作る時に、イメージする結果がはじめは得られない場合もあるでしょう。そこで社員に完璧さを求めるのではなく、ポイントを押さえてれば良しとする寛容さも大切です。

社員を信頼できる包容力や寛容さは、会社のビジネスモデルの構築につながります。

フットワークが軽い

どのようなことでも気になった時にすぐに行動できるフットワークの軽さがあれば、チャンスを逃すことがありません。すぐに行動を起こすことがカンタンに感じる方は、社長としての才能があります。

自分の会社が中小企業の場合、規模の大きい大企業に品質で勝つことは難しいです。しかし、フットワークの軽い事業展開ができれば、スピードで勝負できます。

職人のように1つの分野を極めたいという方よりも、どちらかと言えば気になったことにすぐに挑戦できる行動力のある方が社長に向いています。

好奇心旺盛で積極的

社長として会社を経営していくためには、好奇心を持って積極的に世の中の状況を把握する能力が必要です。どのような新たなニーズが生まれているのかいち早くキャッチできれば、ビジネスチャンスを獲得できるでしょう。

自信がある

社長は会社のトップであり、孤独な存在です。企業の最高責任者ですので、業績の悪化や会社の評価が下がることがあった場合にはその責任がすべてのしかかります。

「同じ会社で働く社員は家族」「会社はみんなで支えるもの」という考え方であっても、社員に責任を押し付けるようなことをしては社長失格です。

社員に依存することなく自分がすべての責任を負い、自信を持って行動できる方が社長に向いています。

自分で会社を立ち上げることのリスクを恐れない

企業が成長を続けていくためには、リスクを恐れない投資を行わなければなりません。事業を発展させるためには、新たな設備や人材が必要になるからです。

これは何にでもお金をどんどん使うということではありません。考えられた経営戦略に基づき、企業の成長のために惜しみなく投資を行うことが大切です。

 

男性のみならず女性社長も増えている!

男性だけでなく、女性社長も増えています。
PR TIMESによると女性社長の数は24年連続で増加しており、全体の11.5%を占めるとあります。

その背景として、女性社長は暮らしを豊かにする分野での起業が多く、女性ならではの視点を生かすことで新たな需要を開拓していることがあげられます。

また、女性社長は事業の成功を求めるだけでなく、「女性支援ビジネス」を手がけている場合も多く見られます。女性が輝ける社会を目指すその姿は、女性の働き方に対しても強い影響力を持っていると言えるでしょう。

どのような女性社長がいるか気になるという方は、女性社長.netをご覧ください。

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社長の抱える不安や悩み

社長は孤独であり、責任も重いです。
そのため、社長ならではの不安や悩みを抱えています。

会社の将来に対する不安

社長の決断は会社の業績に直結します。それにより、社員の生活が左右される場合もあるでしょう。また、自分が描く事業のビジョンによって、会社を成長させていけるのか心配になることもあります。

そのような会社の将来に対する不安を社長は感じています。ミスは許されないという責任と、決断を下す緊張感に常にさらされているのです。

相談できる相手が少ない

社長は会社のトップですので、同等の立場の方がいませんそのため、悩みや不安を相談できる相手が周りに少ないです。同僚や先輩・後輩であれば、気軽に仕事の悩みを相談をできるでしょう。

しかし、社長は会社の状況を把握している人物です。その社長が社員に対して悩みを漏らせば、会社全体に不安を与えかねません。

このように社長が気軽に相談できる相手は、同じ社長という立場の方や家族など仕事とは関係のない方に限られるのです。

世の中の出来事がビジネスに影響する

世の中の様々な出来事はビジネスに影響します。そのような自分一人ではどうしようもないことにも社長は頭を悩ませています。事業が好調であっても、来年もそれが続くかは誰にもわかりません。

21世紀は人口構造・労働環境の変化や技術の進歩がめまぐるしい時代です。そのため、社長は社会の変化に常に目を光らせる必要があります。

 

社長になる方法や条件にはどんなものがある?

次に、実際に社長になる方法や条件について詳しく紹介します。

独立・起業する

社長になる方法として、会社からの独立や起業があります。そのような場合に気になるのは、必要となるお金の目安や具体的な方法ではないでしょうか?

以下で独立・起業について詳しく解説していきますので参考にしてみてください。

起業・会社設立にはお金が必要?いくらあればいい?

会社を設立したいと考えているけれど、どのくらいお金が必要なのか不安に感じていませんか?実は事業内容や規模にこだわらなければ、資金が0円でも開業できます。

たとえば、無料でネットショップが開設できるBASEを使えば、今日から自分の店舗が持てます。その他にも、CrowdWorksなどのクラウドソーシングサイトを利用すれば、仕事を得ることが可です。

飲食店をはじめたいという方には、レンタルスペースを借りるという方法もあります。週末だけお店を出して地道に顧客を獲得すれば、実店舗を持つ時に有利になるでしょう。

開業する時の資金を減らせれば、その後の経営のリスクを減らすことにつながります。お金にも敏感になりますので、1円でも多く売上を上げるための工夫を考えるきっかけにもなります。

まず、会社を設立して社長になりたいという方は、0円で開業することをおすすめします。

フリーランス(個人事業主)から社長になれる?

フリーランスとは、企業や組織から仕事を請け負う個人事業主です。社長になるためには、会社設立の手続きをして法人化する必要があります。

フリーランスとして取り組んできた仕事が軌道に乗って売上が上がってきた場合には、届け出を申請して起業しましょう。会社設立の手続きを行い事業をはじめれば、あなたがその会社の代表であり社長となります。

学生でも社長になれる?

学生でも社長になることは可能です。そのためには、まず経営学など会社の経営に関する知識を身につける必要があります。その上で、自分がどのような事業が行いたいか考え、しっかりとしたビジネスプランを立てます。そして、それに必要となる技術を身につけましょう。

また、インターンやセミナーに積極的に参加して、会社の支えとなる人脈づくりも大切です。このように、起業を目指して積極的に取り組めば学生であっても社長になれます。

将来、社長を目指したいという学生の方は、法学部・経済学部・商学部・経営学部などで経営や法律について勉強をしておくと良いでしょう。

無職でも起業すれば社長になれる?

会社設立を行えば、無職でも社長になれます。銀行口座や書類を作成するなど必要となる手続きを行えば、どのような方でも会社設立は可能です。

従業員から社長になる

会社から独立するリスクを取りたくないという方もいらっしゃるでしょう。そのような場合には、現在勤めている会社で出世して、従業員から社長になるという選択肢もあります。

安定した経営を行っている会社であれば、自分で独立して起業するよりも倒産のリスクは低いです。起業して社長になったけれど、売上がなく収入が0円ということもありません。

ただ、社長となるためにはその会社で経営者としての能力を認められることが必要です。そのためには、他の社員よりも会社に貢献する高い成果を出し、長い期間をかけて地道に出世していかなればなりません。

サラリーマンとして会社に勤めている方は独立・開業だけでなく、従業員から出世して社長になる方法も視野に入れると幅広い選択が可能になるでしょう。

どんな職種が社長になりやすい?

社長になりやすい特定の職種はありません社長に求められるのは会社全体を把握して、責任を持って事業が展開できる経営力です。

自分の配属された部署での仕事で実績をあげ、出世していくことはもちろん大切です。

それだけでなく、経営に関する知識や経験を多く得ることも必要になります。会社の経営に貢献し続けることで社長になるチャンスはやってくるでしょう。

フランチャイズで開業する

ビジネスに必要な様々な仕組みをパッケージにしたのがフランチャイズです。フランチャイズの加盟店になって対価を支払えば、開業のために必要なノウハウを未経験でも手に入れることができます。

コンビニエンスストアの多くは、このフランチャイズ加盟店です。成功例のあるビジネスモデルで開業して社長になりたいという方におすすめです。

従業員から出世して社長を目指す場合と同様に、リスクの低い開業の方法と言えるでしょう。

 

株式会社を作るには?社長・経営者になる前の準備

社長になって事業を円滑に行うためには、起業の事前準備が重要です。
以下で、どのような準備があるのか紹介していきます。

株式会社の作り方を調べよう

株式会社を作るためには、必要となる書類を作成して届け出を出す必要があります。

まず、1円でも構いませんので銀行で個人口座を開設します。次に、定款、登記申請書類一式を弁護士に依頼して作成してもらいましょう。

書類に捺印するための個人の実印と社判を作ります。それを作成した書類の必要な箇所に捺印し、通帳のコピーと共に法務局に提出すれば1週間ほどで登記されて会社設立となります。

会社設立自体は難しくありませんが、書類の作成は複雑なので専門家に依頼した方が良いでしょう。

会社設立に必要な書類や銀行口座の開設などがネット上でカンタンに行えるサービスもあります。そのようなネットのサービスを利用するもの方法の1つです。

お金は銀行が貸してくれる?

どのような会社を設立するにせよ、お金は必要になります。その起業用の資金を貯金する場合には、毎月一定額を預けましょう。

これは、起業の際に銀行からお金を借りる場合にとても大切です。返済の必要がない自己資金の金額やどこから資金が出ているのかは、融資の審査におけるチェックポイントになります。

起業用の資金を安定して貯めるとアピールポイントになり、銀行に良い印象が与えられます。お金も借りやすくなるでしょう。

セミナーには参加した方がいい?

セミナーに参加するのであれば、会社の経営に役立つ営業ノウハウ関連・マーケティング関連が良いでしょう。

起業してから多くの社長は売上が上がらないことに頭を悩ませます。一方で起業してすぐに売上を多くあげる社長もいるのです。そのような方は、マーケティング・営業のノウハウを必ず身につけています。

また、セミナーは人脈づくりの場所としても役立ちます。同じように社長を志す方と出会うことで、起業に対するモチベーションも上がるでしょう。

業界や競合他社についてどうやって情報を集める?

社長として会社の経営を行い、売上を上げていくためにはビジネスのライバルを知る必要があります。そのような競合他社の情報を集める場合には、実際に消費者と同じようにライバル企業のサービスの利用や商品の購入を行うと良いでしょう。

同じ業界の競合他社をピックアップしてそれぞれのデータを作り、「USP(独自の売り)」「価格設定」「サービスの品質」やその会社に接して気になったポイントを書いていきます。

また、自分がビジネスを行う業界の情報を集めることも大切です。まとめサイトやニュースサイトで情報を収集して、TwitterなどのSNSで共有する方法がおすすめです。気になった情報を後で見返す時に役立ちます。空き時間を利用して、普段から情報を集めるクセをつけると良いでしょう。

このように競合他社のデータや業界の情報を徹底的に集めると、相手の会社だけでなく自分の会社の独自性や強みがわかります。それにより、事業に対するビジョンをより明確にできるでしょう。

事業計画書は必要?

事業計画書は、会社がどのような戦略や目標を立てているか説明する資料です。融資・資金調達・補助金などを受ける際に、会社を強くアピールできる内容が求められます。事業の内容を精査することができ、起業後の指針にもなりますので作成をおすすめします。

ただ、手間がかかり面倒だと感じて着手できない場合もあるでしょう。そのような場合には創業融資や補助金の申請など、作らざるを得ない状況にすると作成がはじめやすいです。

成功した経営者の話は聞くべき?

社長には起業前や起業後も様々な悩みや問題が出てきます。そのような場合に成功した経営者の話はとても参考になるでしょう。

起業をして成功した経営者は同じ立場の人間であり、社長として先輩です。関係性を築ければ、相談相手として大きな支えになります。

 

社長がやるべき仕事は?

会社のトップである社長がやるべき仕事について、詳しく紹介します。

売り上げを出す方法を考える

まず、社長がやるべきことは会社が売上を出す方法を考えることです。会社の将来に関わる重要な事柄ですのでその責任は重く、しっかりと事業の計画を立てる必要があります。

その計画に基づいて、社長は部下に指示を与えて会社を動かしていくのです。

資金繰りを考え、管理する

会社を経営していくために大切となるのは資金です。資金が必要となった場合に融資や資金調達の方法など、資金繰りを考えることも社長の役割です。また、会社の財務を経理の担当任せでなく、自分でも管理します。それにより、資金の状況を把握してリスクを踏まえた事業の計画を考えられるでしょう。

資金を安定させることは、社員が最大限の能力を発揮できる会社の土台となります。

会社が効率よく動く仕組みを作る

それぞれの人の能力に依存するのではなく、どの社員が行っても一定の品質以上の成果が出せる仕組みづくりを行いましょう。あらゆる部署・部門の仕事を低コストかつ高いパフォーマンスで行える自動化した仕組みを作れば、経営の安定と会社の成長につながります。

会社を大企業へと成長させるためには、会社が効率よく動く仕組みを作ることが必要不可欠です。

責任を負う

社長は会社のトップですので、会社のすべての責任を負う必要があります。そのため、他の会社の代表とのやりとりは社長が行うことが基本です。

万が一、社員によって問題やミスが起こり、大きな損失を取引先に与えたとします。そのような場合に、会社の責任者として謝罪をするのは社長です。このように、会社全体という重い責任を背負うのも社長の役割と言えます。

人材を育成する

社員の育成は基本的には所属する部署の上司が行います。その上司に任せるのではなく、人材の育成に率先して関わることも社長の大切な仕事です。人材の育成に関わることで、各部署にどのような社員がいるかやその実情も把握できます。

また、会社を支える原動力となる社員の育成は事業の成長に関わる重要な事項です。それに社長が取り組むことで、社内のモチベーションの向上にもつながります。

 

自分一人でも社長になれる仕事は?

自分一人でも会社を設立すれば社長になれます。
そのような一人でもできる仕事について紹介します。

システム開発・Webサービス運営

システム開発はクライアントの依頼に基づき、プログラミング言語を駆使してシステムを構築する仕事です。Webサービス運営はWebサービスの開発と運営を行う仕事です。

プログラミング言語をはじめとする専門的なスキルと知識があれば、一人でも起業できる仕事です。システム開発・Webサービス運営に興味があり、起業を考えている方はまずプログラミングの学習をはじめましょう。

IT分野での起業を考えているものの、まだ一度もプログラミングをしたことがないという方は、まずはプログラミングスクールの体験会などを活用し、開発を体験してみるのがおすすめです。

アフィリエイト

Webサイト・ブログ・メルマガなどで商品やサービスを紹介して、広告収入を得られるのがアフィリエイトです。ユーザーを集客できるコンテンツを制作できるノウハウがあれば、一人でも社長になれる仕事です。

自分の手がけているコンテンツに合った広告が選べますので自由度は高いです。資格や高卒などの学歴は関係なく、ネット環境さえあればアイディア次第で継続した収入が得られます。

代行業(営業・軽作業・恋人など)

一人でできるユニークな起業方法が代行業です。代行業には下記のようなさまざまな種類があります。

・営業代行
・軽作業代行
・恋人代行
・家事代行
・買い物代行
・謝罪代行
・宿題代行

変わったものもありますが、「誰かに代わってやってほしいこと」をビジネスにできるのではじめやすいことが特徴です。また、創業資金がかからないことも魅力です。柔軟な発想ができる高校生や20代で会社設立を考えている方は、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?

サロン・教室運営

マッサージ・エステ・ネイルなどのサービスを提供するサロンの経営は一人でも可能です。サービスを提供するスペースを確保できれば、起業しやすい仕事といえます。

料理・英語などのスキルを生かし、先生として行う教室運営も一人でできます。どちらの仕事も、女性が社長を目指す仕事としてぴったりです。

創業資金を抑え、時間にゆとりを持たせるために自宅を職場とする方もいらっしゃいます。スキル・ノウハウ・ホスピタリティを持った方におすすめの仕事です。

ネットオークション・せどり

中古などで安く商品を購入し、ネットオークションで転売してお金を稼ぐ方法もあります。せどりは行うことは同じですが、扱う対象が古本です。

アパレル・音楽・アニメ・マンガなど特定のジャンルの知識があり、流行に詳しい方におすすめの仕事といえます。

 

社長・経営者(CEO)になるために必要なスキル

起業したいけれど自分に足りないものがわからないという方のために、社長になるために必要なスキルを紹介します。

営業力

会社の売上を上げるために、社長に必要となる能力が営業力です。新しい仕事や顧客を獲得できなければ、会社は成長を続けられないでしょう。

自分一人、あるいは社員数が少ない会社の場合は、社長自ら仕事を得るために営業を行うことも珍しくありません。社長として会社を牽引するために、営業に関する勉強は欠かさずに行いましょう。

経営に関する知識

社長の一番の仕事は会社の経営です。会社にとって最適な経営を実現するためには、会社の全体像を把握する必要があります。そこから「どこを改善すれば良いか」「将来的にどれくらい成長するか」「社員の働く環境は適切 か」などを考え、経営の方針を定めなければなりません。

そのような判断をするために、他社の事例や本などから先人たちの経営に関する知識を学ぶ必要があります。会社を大企業へと成長させるためには、経営の勉強を続けて知識を高め続けることが不可欠です。

マーケティングの知識

優れた商品やサービスを生み出し、それを顧客に届けるためにはマーケティングの知識が必要です。業界の動向や自社の強みを理解して顧客を集客できる仕組みを作ることができれば、会社の経営を安定させられるでしょう。

会社を成功させるためには、マーケティングの知識を勉強して会社の魅力を的確に人に伝えることが重要です。

起業を支えてくれる人脈の多さ

人脈が多ければ顧客の獲得や情報交換ができるなど、様々なメリットがあります。また、取引先や顧客と信頼関係が築ければ会社を経営していく支えとなるでしょう。

セミナーや交流会に積極的に参加して、人脈づくりを行うことも社長にとって大きな武器となります。自分と同じ社長の方と出会えれば、経営に関する勉強となるだけでなく、ビジネスチャンスにつながる場合もあるでしょう。

会計や経理に関する知識

社長として計画やアイディアを伝える時に、数字を提示できれば説得力が違います。どれだけのリスクを負って、どれだけの利益が得られたかが明確に示せるからです。

会社を数字から読みとるためには、会計や経理に関する知識を身につけることが必要となります。

法律の知識

会社と消費者の立場はまったく違います。会社を経営する上で問題が起こった時に知らなかったではすまされません。事業の許認可が必要なのかをはじめ、労働基準法などの事業に関連する法律の知識を勉強する必要があります。

たとえば運送会社であれば、運送業許可を取得しなければなりません。建設業で開業する場合には建設業許可が必要です。建設業許可は建築工事など、事業の内容によってさまざまな種類があります。

また、業種によっては「特定商取引法」「食品衛生法」「製造物責任法」など、特別な法律が関わってくる場合もあります。

不明な点があった場合には、弁護士などの専門家や監督官庁など行政機関に確認することをおすすめします。

論理的な思考

経営に対する計画を立てる時には、さまざまな状況を予測する必要があります。計画を実行した結果から、予測に基づいて調整を行っていけば目標に近づける可能性は高くなるからです。

計画・予測・調整を正確に行うためには、目先のことや感情に流されない論理的な思考が大切です。それにより、5年後10年後に確かな成果が出せる経営が行えるでしょう。

会社設立だけでなく、大企業へと発展させたいと考えている方は、論理的思考を身につける勉強を今からはじめてみてはいかがでしょうか?

プレゼンのスキル

商品の魅力を伝えたり、資金調達のために会社をアピールしたりと、ビジネスを行う上で人にわかりやすく話を伝えるプレゼンのスキルは欠かせません。

世界的な大企業「Apple」の共同設立者の一人であるスティーブ・ジョブスのプレゼンのスキルの高さをご存知の方も多いと思います。

自分のプレゼンの様子を撮影・録音して客観的に分析を行い、プレゼンのスキルを高める勉強をしましょう。

ITの技術(プログラミングなど)

パソコンを使った会社の管理や、インターネットを利用した情報発信などITの技術はさまざまな形で役立ちます。

プログラミングは、必須のスキルではありません。しかし身につけておけば起業の助けになる場合や、エンジニアを社員として抱えた際に、社員の働き方への深い理解につながる場合もあります。つまりエンジニアとのコミュニケーションに役立ちます。

そのため、最低でも一度はプログラミングを体験しておくべきです。

 

まとめ

社長になる人の特徴について紹介してきました。

今の時代、社長になろうと思えば資本金が1円で起業することが可能です。

社長になりたいとお考えであれば、あなたは社長に向いている特徴があるのかチェックしてみてください。

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